アウトドア キャンプ キャンプギア

【スノーピーク フィールドブロワ レビュー】1台5役の風|中身はマキタと知りつつ、マキタから乗り換えた話

  1. HOME >
  2. アウトドア >
  3. キャンプ >

【スノーピーク フィールドブロワ レビュー】1台5役の風|中身はマキタと知りつつ、マキタから乗り換えた話

こんにちは、たかぶんです🔥

焚き火小物の一軍の続編です。あの記事で「掴む・守る・点ける・消す」の4役を紹介しましたが、実はもう1役、書き残していたメンバーがいました。

「育てる」担当——スノーピークのフィールドブロワです。

2021年頃から毎回キャンプに持って行っている送風機なんですが、この道具、ちょっと面白い事情があります。中身はマキタのブロワ(UB185D)と同じOEM製品で、しかも筆者はそのマキタ版を先に持っていて、同じと知りながらスノーピーク版に乗り換えました。今日はその話も含めて、正直に書きます。

3秒で結論

  • 💨 1台5役(火起こし・テントの水滴飛ばし・撤収時の砂出し・掃除機・マットの空気入れ)——毎回積む一軍になった
  • 🔋 マキタ18Vバッテリーがそのまま使える。マキタユーザーなら本体だけ買えば動く
  • 💸 正直に言うと中身同じのマキタ版が約6,600円安い。それでも筆者はスノピ版にした——理由は最後に

フィールドブロワとは|スペックと「マキタOEM」という事実

項目 内容
品番 MKT-103(スノーピーク)
正体 マキタ UB185D のOEM(ロゴとカラー以外は同一)
電源 マキタ18Vリチウムイオンバッテリー(別売・BL18xx系対応)
風量 3段階調節(最大風速98m/s)
機能 送風+ノズル付け替えで集じん(簡易掃除機)
実勢価格 スノピ版 約¥15,700/マキタ版(本体のみ)約¥9,100

大事なことなので最初に書きます。バッテリーと充電器は別売です。ゼロから揃えると本体+バッテリー+充電器で3万円コース。ただし筆者のようにマキタの電動工具を使っている家ならバッテリーを流用できるので、本体だけの投資で済みます。ここが購入判断の分かれ目です。

マキタから乗り換えた話|中身が同じと知りながら

筆者はもともとマキタ版のブロワを使っていました。バッテリー資産があったので導入はスムーズで、機能にも何の不満もない。

それなのに2021年頃、スノーピーク版が出たとき——乗り換えました。中身が同じと知った上で、です。

理由は、性能では説明できません。焚火台焚火ツールセットもスノーピークで揃えてきたサイトに、工具然としたマキタカラーのブロワが置いてある違和感。それが、スノーピークのブラックボディに変わったときのサイトの馴染み方。……つまり買ってよかったギアBEST10で書いた「ロマン枠」というやつです。

機能で選ぶならマキタ版でいい。見た目まで含めて道具と付き合うならスノピ版。この記事の結論は、実はもうここに書いてあります。

スノーピーク フィールドブロワ(MKT-103・バッテリー別売)

スノーピーク フィールドブロワ(MKT-103・バッテリー別売)
¥15,730 (参考価格・変動あり)

1台5役の実際|「風」は思った以上に万能だった

毎回持って行く理由は、出番が多いからです。12年やってきて、風の用途がこんなに広いとは思いませんでした。

① 火起こし(本業)

着火はファイヤーライターズに進化しましたが、点いた火を育てるのがブロワの仕事。弱火の熾火に風量1〜2を送れば、うちわ100回分の仕事が10秒で終わります。炭の火起こしでは特に強力で、BBQの立ち上がりが劇的に速い。

② テントの水滴飛ばし

朝露や雨上がりの幕に風を当てると、水滴がみるみる飛んでいきます雨キャンプの帰宅後乾燥の前工程として、現地で水気を減らせるのは撤収の質が変わるレベルで効きます。

③ インナーテント撤収時の砂出し

子連れキャンプのインナーテントは、なぜか必ず砂だらけになります。ひっくり返して振る代わりに、ブロワで一吹き。撤収の地味なストレスがひとつ消えます

④ 簡易掃除機

ノズルを吸気側に付け替えると集じんモードに。車内の砂、シェルター内の落ち葉、収納棚の埃——キャンプ帰りの掃除までカバーします。

⑤ マットの空気入れ

インフレーターマットやエアーマットの空気入れとしても使えます。口で吹く・ポンプを踏む時代には戻れません。寝床まわりの設営が数分短縮されます。

正直なイマイチ点

  • かさばる。工具サイズなので積載の一角をしっかり占めます。「箱ひとつ」のバイクキャンプには持って行けません
  • 風量3(MAX)は結構うるさい。朝イチや静かなキャンプ場では風量1〜2での運用がマナー的にも正解。MAXは炭起こしの短時間だけ、周囲を見て

どっちを買うべきか|スノピ版 vs マキタ版の正直な答え

スノーピーク フィールドブロワ マキタ UB185DZ(本体)
実勢価格 約¥15,700 約¥9,100
中身 同一(OEM) 同一
見た目 ブラック・スノピロゴ マキタカラー(青)
  • 機能とコスパで選ぶ人→マキタ版一択。約6,600円の差額で性能差はゼロ
  • サイトの統一感・所有満足で選ぶ人→スノピ版。筆者はこっちでした(後悔はしていません)
  • マキタバッテリーが家に無い人→どちらを選んでもバッテリー+充電器で+1万数千円かかる前提で。それでも5役をこなすと考えれば、悪くない投資だと思います
マキタ 充電式ブロワ UB185DZ(本体のみ・18V)

マキタ 充電式ブロワ UB185DZ(本体のみ・18V)
¥9,064 (参考価格・変動あり)

まとめ|「風」も道具になる

  • フィールドブロワは火起こし・水滴・砂・掃除・空気入れの1台5役。毎回積む一軍です
  • 中身はマキタOEM。コスパならマキタ版、ロマンならスノピ版——どちらを選んでも仕事は同じ
  • 弱点はかさばりとMAX時の音。風量控えめ運用で

焚き火の「点ける」が進化して工程が消えたように、「育てる」も道具に任せる時代。うちわで頑張ってた12年前の自分に教えてあげたい1台です。

それでは、楽しいキャンプライフを!

たかぶん

関連記事

-アウトドア, キャンプ, キャンプギア