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【ハンターカブCT125 キャンプ】車で全部積める父が、バイクだと"何を諦めるか"|55L積載とタープ泊のリアル

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【ハンターカブCT125 キャンプ】車で全部積める父が、バイクだと"何を諦めるか"|55L積載とタープ泊のリアル

こんにちは、たかぶんです🏍️

このブログはずっと、家族4人のファミリーキャンプを軸に書いてきました。ミニバンに道具を積めるだけ積んで、「とりあえず全部持っていく」のが12年間の筆者のスタイルです。

でも実は、ときどきバイクで一人キャンプにも出ます。きっかけは2024年に中型二輪の免許を取ったこと。最初のバイクはホンダ GB350Sで、ツーリングのついでに何度かキャンプもしました。そして2026年4月、ホンダ ハンターカブ CT125が納車されて、相棒が増えました。

先に正直に言っておきます。CT125で行ったキャンプは、まだ4月に1回だけほったらかしキャンプ場)。乗り倒したベテランではありません。ただ、バイクキャンプそのものはGB350Sの頃から経験があって、この記事で書きたいのは走りのテクニックではなく——「車で全部積める人間が、バイクだと何を諦めて、何を残すのか」という道具の引き算の話です。ほったらかしの記事で「積載とギア構成はいずれ別記事で」と約束したので、その回収編でもあります。

3秒で結論

  • 🏍️ バイクキャンプは引き算の遊び。車の「全部積める」から、リアボックス1個ぶんに絞る作業そのものが楽しい
  • テントは持たない。3.5m×3.5mのタープ+コットで泊まる。軽くて設営も速い
  • ⚠️ 正直、雨と疲労は車キャンと段違い。快適さでは負ける。それでも「ツーリング×機動力」の掛け合わせが代えがたい

バイクキャンプ歴|GB350Sで始めて、CT125に来た

ほったらかしキャンプ場から望む甲府盆地と富士山
ほったらかしキャンプ場(山梨)から望む甲府盆地と富士山。CT125で山道を登ってきた

筆者のバイクキャンプは、GB350Sから始まりました。

GB350Sは中型(排気量348cc)なので、高速道路に乗れます。これが大きくて、週末にちょっと遠くのキャンプ場まで一気に走れる。ふもとっぱらまで足を伸ばしたこともあります。車体も大きめなので、積める荷物にもそこそこ余裕がありました。バイクキャンプはこのGB時代に3回ほど。

対してCT125(ハンターカブ)は原付二種高速には乗れません。でも、その代わりに下道をのんびり流す楽しさと、街中でもどこでもスルスル入っていける取り回しの軽さがあります。同じ「バイクでキャンプ」でも、GBは"遠征型"、CT125は"機動力型"。性格がまったく違うのが面白いところです。

繰り返しになりますが、CT125でのキャンプ実績はまだ1回。だからこの記事は「CT125の全部」ではなく、GB時代から積み上げてきた"バイクだと何を積んで何を諦めるか"の答えを、今の相棒CT125の構成で書いています。

CT125の積載|リアキャリアに55Lボックス、1個で完結

リアキャリアに55Lアルミボックスを載せて積載したハンターカブCT125
リアキャリアに55Lアルミボックス+ネットで積載。これで1泊分がすべて収まる

CT125の積載は、拍子抜けするほどシンプルです。リアキャリアの上に、ONE STEP バイク リアボックス 55L(アルミ)を1個。基本、これだけ。

そして筆者のルールはひとつ、「この箱に入らなければ持っていかない」。車キャンプなら「一応持っていくか」ができますが、バイクではそれをやると積載が破綻します。だから出発前に、箱の中で道具の椅子取りゲームが始まる。これが地味に楽しい。

アルミボックスにしている理由は、防水で、鍵がかかること。バイクキャンプは道中で温泉やご飯に立ち寄ることが多いので、荷物を積んだままバイクを離れられる安心感は大きいです。硬い箱なので背もたれ代わりにもなります。

ONE STEP バイク用リアボックス 55L(アルミ・防水・鍵付き)

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何を諦めたか①|テントを捨てて、タープ泊にした

LUHANAのスクエアタープを張ってコットを置いたタープ泊のミニマルな寝床
テントは持たず、LUHANAのスクエアタープ+コットで寝る。壁がないぶん開放感がある

一番大きな割り切りが、テントを持たないことです。

ファミキャンのメイン幕サバティカル ギリアは総重量13.8kg。ソロで使うギギ1TCでも約9kgあります。どちらもCT125のボックスには入りません。

そこで筆者が選んだのが、LUHANA スクエアタープ(3.5m×3.5m)でのタープ泊です。難燃ポリエステル+シルバーコーティングで耐水圧8000mm・焚き火対応、それでいて軽い。これを張って、下にコットを置いて寝るだけ。壁のないシェルターですが、夏〜秋なら開放感がむしろ気持ちいい。(使っているのは LUHANA スクエアタープ 3.5m×3.5m(Amazon)

寝床の構成はこうです。

道具 選んだモノ ひとこと
屋根 LUHANA スクエアタープ 3.5m×3.5m 難燃・耐水圧8000・焚き火対応で軽い
ベッド TIMBER RIDGE ジェットコット UL 展開20秒・パーツ組立不要。バイク泊の相棒
寝袋 ナンガ × ワイルドワン別注モデル 小さく収納できるナンガ。信頼のダウン

コットのジェットコットULは、ソロでもバイクでも使っている当たりギアで、とにかく展開が速い。疲れて着いた日に、20秒でベッドが完成するありがたさは格別です。

TIMBER RIDGE ジェットコット UL(20秒展開・パーツ組立不要)

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正直な弱点も書いておきます。タープ泊は雨と虫に弱い。壁がないぶん、横殴りの雨が来たら濡れるし、虫も入ってきます。天気予報とにらめっこして、無理そうな日はそもそも行かない——これがタープ泊の前提です。快適な個室がほしい日は、素直に車でテントを積んでいきます。

そしてもうひとつ。これは4月・春先だからできた装備でもあります。気候が穏やかなうちはタープ+コットで十分ですが、冬にバイクで泊まるなら、この構成では寒さに勝てません。今はCT125に積める軽量な"おこもり用ソロテント"を物色中で、そこが決まれば冬のモトキャンプにも手を伸ばせそうです(薪ストーブでおこもりするソロスタイルは車キャンでやっています)。

何を諦めたか②|「料理をしない」を選ぶ

車のファミキャンでは、料理も楽しみのひとつです。ダッチオーブンを出したり、凝らないなりに家族の食事を作ったり。

でもバイクキャンプでは、筆者はほとんど調理をしません。持っていくのは、

  • メスティン(ご飯を炊く・お湯を沸かす)
  • シェラカップ(食べる・飲む・計量、全部これ1つ)
  • SOTO シングルバーナー ST-310(定番中の定番。安定して火が使える)

これだけ。現地やスーパーで買ったものを温める、お湯を沸かす、その程度です。道具を減らすと、逆に工夫が楽しくなる。「シェラカップ1つで何とかする」みたいな制約が、パズルみたいで面白いんです。豪華な飯を求めるなら車で行けばいい。バイクの日は、そぎ落とすことそのものを味わっています。

SOTO レギュレーターストーブ ST-310

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バイクキャンプの正直な弱点|快適さでは、車に勝てない

正直路線のブログなので、良いことばかりは書きません。バイクキャンプが車キャンに負けている点は、はっきりあります。

  1. 雨に弱い:タープ泊+バイク移動なので、雨だと一気に過酷になります。カッパで走って、濡れた道具を積んで帰る……車のありがたみを痛感する瞬間です
  2. 積載の自由がない:車は「迷ったら積む」ができる。バイクは1つ足すために1つ諦める。ビールを何本持つかで真剣に悩みます
  3. 単純に疲れる:運転そのものが体力を使います。着いてすぐ「よし休むぞ」とはいかず、まず一息つく時間が要る

このあたりを許容できるかどうかが、バイクキャンプが向くか向かないかの分かれ目だと思います。

それでもバイクで行く理由|機動力・ツーリング・工夫

夜の焚き火と甲府盆地の夜景(ほったらかしキャンプ場)
夜は焚き火と甲府盆地の夜景。バイクを停めて、この時間をひとりで味わう

弱点を並べても、それでもバイクで行きたくなる。理由は3つあります。

  • ツーリングとキャンプを同時に楽しめる:走ること自体が目的になる。目的地に着くまでの道が、そのまま楽しみになります
  • 少ない道具での工夫が楽しい:制約があるほど頭を使う。ミニマルな装備でどう快適に過ごすかを考える時間が、単純に面白い
  • 機動力:これが一番大きい。「ちょっとあそこ寄ってこうかな」が気軽にできる。ほったらかしでも、絶景サイトにバイクを停めて、そのまま歩いて温泉に入る——あの軽さは車では味わえません

車キャンが「家族との快適な基地」なら、バイクキャンプは「身軽な冒険」。まったく別の遊びとして、両方あるのが楽しいんです。

これからバイクキャンプを始める人へ

最後に、これから始めたい人へ、まだ1回の筆者なりの入り口を。

  • まず"箱1個"を決める:積載の上限が決まると、道具選びが一気にシンプルになります。全部はそこから逆算
  • テント泊にこだわらない:タープ+コットは省スペースで、設営も速い。壁が欲しくなったら後で足せばいい
  • 車種は目的で選ぶ:高速で遠出したいならGB350Sクラスの中型、下道の機動力重視ならCT125のような原付二種。走り方で相棒が変わります

いきなり全部を軽量ギアで揃えなくて大丈夫。家にあるもの+箱1個から、案外始められます。

まとめ|バイクは「引き算」で楽しむ

車で全部積める人間が、バイクだと何を諦めるか。テントを諦め、料理を諦め、積載の自由を諦める。でもその引き算の先に、機動力とツーリングという別の楽しさがありました。

CT125でのキャンプは、まだ始まったばかり。次はどこへ行こうか、箱の中身を考えるところから、もう楽しい。増えていったら、また書きます。

それでは、楽しいキャンプライフを!

たかぶん

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