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【ファミキャン12年でやめたこと3つ】ダッチオーブン・ホワイトガソリン・キッチンテーブル|やめたら家族の時間が増えた

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【ファミキャン12年でやめたこと3つ】ダッチオーブン・ホワイトガソリン・キッチンテーブル|やめたら家族の時間が増えた

こんにちは、たかぶんです🏕️

キャンプ歴が長くなると、道具もノウハウも増えていきます。でも12年ファミリーキャンプを続けてきて思うのは、上達の後半戦は「増やすこと」ではなく「やめること」だったということです。

今日は、わが家が12年の中でやめた3つのことの話です。どれも「キャンプの正解」みたいな顔をしてわが家のサイトに居座っていたものですが、やめてみたら——家族の時間が増えました。

3秒で結論

  • 🍳 凝ったキャンプ飯(ダッチオーブン料理)をやめた → 遊ぶ時間とまったり時間が増えた
  • ホワイトガソリンのランタン・ツーバーナーをやめた → LEDとCB缶の手軽さに軍配。ただしランタンだけは「ロマン枠」で手元に
  • 🍽️ キッチンテーブルをやめた → フィールドラックで十分だった
  • 🔥 そして焚き火だけは、12年やめていません

やめたこと① 凝ったキャンプ飯(ダッチオーブン)

キャンプを始めた頃は、ダッチオーブンを使った料理に憧れて、いろいろ作りました。「キャンプといえば豪快な料理」というイメージ、ありますよね。

わが家の定番はカレー。そして憧れのダッチオーブンでパンにも挑戦しました。

ダッチオーブンの蓋に炭を載せて上下から加熱するキャンプ料理
蓋に炭を載せて上下から加熱する、あの本格スタイル。この画に憧れていました

結果はどうだったか。カレーは、正直、普通の鍋で作るのと変わりませんでした。ダッチオーブンならではの違いを、家族の誰も感じていなかった。そしてパンは——美味しかったけれど、時間がかかりすぎて1〜2回で終わりました。仕込んで、火加減を見て、焼き上がりを待つ。その間、親はずっと台所係です。しかもダッチオーブンは使用後に洗って乾かしてオイルを塗るメンテナンスまで付いてくる。サイトにいる時間のかなりの部分を「台所仕事」が占領していました。

ダッチオーブンで作ったキャンプカレー
当時の定番、ダッチオーブンのカレー。美味しかったけれど……普通の鍋と同じ味でした
ランタンの明かりだけで過ごすキャンプの夜のまったり時間
料理の時間を減らして増えたのは、こういう時間です

わが家はある時期から、ご飯は手軽に済ませて、その分を子供と遊ぶ時間・まったりする時間に回す方針に切り替えました。今の定番は、フライパンで肉を焼くだけ。それで十分うまいし、家族は誰も文句を言いません。ご飯のグレードは下がったかというと——不思議なもので、家族の満足度はむしろ上がりました。キャンプの主役は料理ではなく、時間だったんです。

やめたこと② ホワイトガソリンのランタンとツーバーナー

これは長年のキャンパーほど共感してもらえるはずです。

ホワイトガソリンの道具は、雰囲気が本当に良い。ポンピングして、マントルが灯った瞬間のあの光は、LEDでは代わりになりません。わが家もホワイトガソリンランタンとツーバーナーを長く使ってきました。

コールマン413Hホワイトガソリンツーバーナーと赤い燃料タンク
長年使ったコールマン413H。この佇まいは、今見てもかっこいい

でも、手間が多いのも事実です。まずポンピング。あの往復運動は「儀式」として好きな人には楽しいのですが、設営で汗をかいた後、子供に「おなかすいた」と言われながらやる作業ではありません。そして嵩張る。ケースごと積載の一角を占領し、持ち運びにも気を遣います——雑に扱えない道具なんです、あれは。燃料の管理、マントルの交換、使用後のケアまで含めると、「灯りをつける」「お湯を沸かす」だけのことに、いくつもの工程がぶら下がっている。

子供を見ながらの設営・撤収でこの手間を払い続けた結果、いつしか登板機会が減り——

  • ランタンはLEDランタンへ(子供がいても安全・スイッチひとつ)
  • ツーバーナーはCB缶のツーバーナーへ(家庭用と同じ缶で圧倒的に楽)

に置き換わりました。「雰囲気」と「手軽さ」を天秤にかけたとき、ファミキャンの現場では手軽さが勝ってしまった、というのが正直なところです。

ただし、ランタンだけは手放していません

ツーバーナーやテーブルは手放しましたが、ホワイトガソリンのランタンだけは今も手元にあります。出番はほぼありません。それでも手放さないのは、あれが「道具」ではなくロマンだからです。効率で全部を切り捨てないこと——これも12年やってきた者の、ささやかな抵抗です。

やめたこと③ キッチンテーブル

キャンプ用のキッチンテーブル(調理台)、持っている方も多いと思います。わが家も使っていました。それも、コールマン→ユニフレームと2台乗り継ぐほどには。

ランタンポール付きのコールマンのキッチンテーブル
初代のコールマン。ランタンポールまで付いた、立派なやつでした
ユニフレームのキッチンテーブル
2代目はユニフレームのキッチンテーブル。それでも、だんだん出番が減っていきました

やめた理由はシンプルで、そもそも使わなくなったから。①で書いたとおり料理が手軽になると、立派な調理台の出番がないんです。今はユニフレームのフィールドラックで十分。調理スペースにも、棚にも、荷物置きにもなって、畳めばペラペラ。キッチンテーブルの「専用性」より、ラックの「汎用性」が勝ちました。

ユニフレームのフィールドラックと天板にSOTOツーバーナーGRID ST-528を載せた現在のキッチンスタイル
今はこれ。フィールドラック+天板で十分でした。載っているのは、②で乗り換えた先のCB缶ツーバーナー(SOTO GRID ST-528)です

3つに共通していた「やめどきのサイン」

振り返ると、やめた3つには共通点があります。どれも「キャンプらしさ」のためにやっていたことで、「家族の時間」を削っていたことです。

そしてもうひとつ。3つとも、ある日「やめよう」と決断したわけではありません。気づいたら、使っていなかったんです。ダッチオーブンは出番が減り、ホワイトガソリンの道具は車に積まれなくなり、キッチンテーブルは押し入れの奥へ。「使わなくなっている」ことに気づいたときが、わが家のやめどきでした。

もし手持ちの道具で「ここ数回、出番がないな」というものがあったら、次のキャンプで思い切って置いていってみてください。なくても困らなかったら、それが答えです。

やめた効果は撤収の日に一番現れました。余計な道具(特に調理まわり)を持って行かないので、準備も撤収も明らかに短くなったんです。積載は軽く、設営は速く、撤収後の疲れは少なく。「やめる」は、いちばん効果のある時短術でした。

それでも、焚き火だけはやめない

最後に、12年間やめなかったものの話を。

焚き火です。

榛名湖キャンプでの焚き火とテントの夜
12年、引き算の最後に残ったもの

手軽さを追求するなら、焚き火ほど「手間のかたまり」はありません。薪を買い、火を育て、灰を始末する。それでもわが家のキャンプから焚き火が消えたことは一度もありません。焚き火台は買い替えながら使い続けているし、焚き火の服装に気を使うようになっても、やめる選択肢はありませんでした。

引き算を12年続けて、最後に残ったのが焚き火だった——それがわが家にとってのキャンプの正体なんだと思います。あなたのキャンプの「最後に残るもの」は、なんでしょうか。

よくある質問

Q1. 凝った料理をやめて、子供はがっかりしませんでしたか?

A. まったくです。フライパンで焼いただけの肉でも、外で食べれば子供はよく食べます。それよりも、親が調理から解放されて一緒に遊ぶ時間が増えたことのほうが、家族の満足度にはるかに効きました。料理の見栄えは、親の自己満足だった部分が大きかったと今は思います。

Q2. これから始める人は、ホワイトガソリンのランタンは買わないほうがいいですか?

A. 手軽さ最優先ならLEDで間違いありません。ただ、ホワイトガソリンの灯りの雰囲気は唯一無二で、手間そのものを楽しめる人には今でも価値があります。わが家も効率では説明できない「ロマン枠」として手放していないくらいなので——買うなら「便利な道具」ではなく「趣味の道具」として迎えてください。

Q3. やめた道具はどうしましたか?

A. ギアによって売却したり保管したりです。わが家のギア売却の経験(テント4幕で約22万円回収)はテント5幕買って4幕手放した話に書いています。使わない道具は、必要としている人の手に渡るのが一番です。

まとめ|やめることは、負けじゃない

  • 🍳 凝った料理をやめたら、家族と過ごす時間が増えた
  • ⛽ ホワイトガソリンをやめたら、設営撤収が楽になった(ランタンだけはロマン枠で残留)
  • 🍽️ キッチンテーブルをやめたら、積載が軽くなった
  • ⏱️ 結果、準備〜撤収の時間が一番縮んだ

道具を手放した個別の話はギギ2TC焚き火台Lテント5幕買って4幕手放した話にも書いています。「増やす楽しさ」の先には「減らす豊かさ」がある——12年目の実感です。

では、また〜🏕️

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