【3秒結論】Lを買って、約6年所有して、手放しました
スノーピーク焚火台の L サイズを買って、約6年所有して、手放した。
12年ファミリーキャンプを続けてきて、焚火台はこれまで合計7台買って4台残った。その中で 「あの買い物は失敗だった」と一番強く感じたのが L サイズの焚火台だった。
家族4人なら M で足りる。L を買って後悔する人を減らしたくて、この記事を書いている。
⚠️ この記事は 「L を買おうとしている家族4人キャンパー」 に向けた、先行体験者のリアル体験記です。 ただし全員にとってLが不要というわけではない(後半に「それでもLを買うべき人」の判定あり)。
1. 結論:Lを手放した、Mに残った
たかぶん家(家族4人・キャンプ歴12年)の焚火台運用結論
| ブランド・サイズ | 状態 | ポジション |
|---|---|---|
| スノピ焚火台 M | ✅ 現役 | 家族4人ファミキャンの主役 |
| スノピ焚火台 S | ✅ 現役 | ソロ・ベランダ用 |
| スノピ焚火台 L | ❌ 2022年手放し | 4人家族には大きすぎ・重すぎ |
| グルグルファイヤー M | ✅ 現役 | 焚火じっくりのロマン枠 |
| グルグルファイヤー S | ✅ 現役 | ソロでも焚火を堪能 |
家族4人ファミキャンなら、迷わず M。
L を選ぶのは「焚き火料理が主役」「6人以上の常連グループキャンプ」「車サイト常用+大型車」など、明確な理由がある場合だけにしてほしい。
▶ S・M・Lの総合スペック比較から見たい人は:スノーピーク焚火台 S/M/L 完全比較
2. なぜ L を買ったのか|2016年当時の判断
2016年、当時のたかぶん家は 下の子が1歳、上の子が4歳 という小さな子供を抱えたファミキャン駆け出し期だった。
すでに ユニフレーム ファイアグリル を持っていたが、家族4人で本格的にキャンプを始めるにあたって、もう一段階上の焚火台が欲しくなった。
買いに行ったのは スポーツオーソリティ(スポオソ)。スノーピーク焚火台の M と L が並んで展示されていて、その場で本気で迷った。
決め手は 「大は小を兼ねる」 のひと言だった。
- 子供がまだ小さいけれど、これから大きくなれば家族4人分の料理を作るかも
- M だと将来「小さかった」と後悔するかもしれない
- 一生モノだから、ここは大きい方を選んでおこう
そう判断して、たかぶんは L サイズを選んで持ち帰った。価格差約1万円は 「将来への投資」 として納得した。
▲ 10年経った今も現役で使い続けているスノピ焚火台M。当時のスポオソでは、これと並んで L サイズが置かれていた。
── この判断が、約10年後に「L を手放す」という結論につながるとは、当時のたかぶんは思ってもみなかった。
3. L所有期間で起きたこと|4人家族のリアル
3.1 開封時の印象:無骨でかっこいい、しかし重い
箱から出した時の第一印象は、ひとことで 「無骨でかっこいい」。スノーピーク焚火台 L の存在感は、当時使っていた他社製品とは明らかに違って見えた。
ただし、持ち上げた瞬間、別の感想が出てくる。
「想像以上に重い」
カタログスペック上は重量 5.5kg。数字としては把握していたつもりだったが、それまで使っていた ユニフレーム ファイアグリル(公式スペック 約2.7kg)とは別物。約2倍の重さだった。
一方、収納については意外と良かった。スノーピーク焚火台は逆四角錐の脚が折りたたまれて板状になる構造のため、ファイアグリルと比べてもむしろ薄くなる。「これなら車載スペースは何とかなる」── 当時のたかぶんはそう判断したが、後の撤収日の現実は、また別の話になる。
3.2 4人家族で実際に使った場面|BBQメインの6年
たかぶん家のキャンプ料理は BBQ が多かった。ダッチオーブンで本格的な煮込みを作るというよりは、子供が好きな肉を焼く堅実なファミキャンスタイル。
ここで、早い段階で気づいてしまう。
「肉を焼くとき、案外使っているスペースが狭い」
L サイズは本体寸法が 約 450×450mm、焼面(グリルブリッジ + 焼網)は片面で十分な広さがある。家族4人分の肉を焼いても、焼面の半分以下しか使っていないことが多かった。
- 焼肉のタレを使い分けるエリア
- 火力を弱めにする場所
- 焼き上がった肉を退避させるスペース
これらを考えても、M サイズ(本体 350×350mm)で十分足りる広さしか使っていない ── その現実を、毎回のBBQで突きつけられた。
▲ 現役のスノピM で焚き火を楽しむ夜。4人家族のファミキャンでは、M で必要な焼面が十分に取れる。
3.3 公平に:L でよかった瞬間も確かにあった
6年使った中で 「L で良かった」と感じた瞬間 も、公平に書いておきたい。
① 大人数 BBQ で活躍した
友人家族と合同キャンプで合計6〜8人になった時、L のロストルの広さは確かに役に立った。家族4人なら半分しか使わないスペースが、人数倍増で初めて埋まる感覚。
「L を買っておいて良かった」 と思った瞬間は、ほぼこのパターンだった。
② 薪のサイズを選ばない懐の深さ
長くて太い薪 ── キャンプ場で「ちょっとデカいな」と思うサイズの薪でも、L なら斜めに置けば余裕で燃やせる。
M だと薪割りが必要な場面でも、L なら そのまま投入できる。撤収日の片付けが楽になる側面はあった。
4. Lを手放した3つの理由 ★最強体験談★
これが本記事の核心。約6年所有して、たかぶんが L を手放すと決めた理由は、明確に3つあった。
理由①:「重い」が毎回のキャンプで積み重なった
L の重さは、3つの場面で具体的な負担になった。
- 積み込み・撤収時:5.5kg は数字以上に堅い。雨で濡れた本体を撤収日の朝に持ち上げる時、毎回「あぁ重い」と思った
- 灰捨て時:焚き火後、灰の重さ + L 本体を両手で持ち上げて灰捨て場へ。M とは別物の負担感
- スノピ純正炭床Lが激重:純正にこだわると重量バランスが破綻する
ヘビーロストル換装という処方箋
この純正炭床L問題、たかぶんは ユニフレーム ファイアグリル ヘビーロストル(型番683118、335×335mm、約1.2kg) を L 本体に入れる構成で多少改善した。
サイズは L 内寸より一回り小さく(スノピ焚火台M用 炭床とほぼ同じサイズ感)、四隅は余るが、薪と炭が中央に集まりやすく、純正炭床L 比で 重量も大幅に軽量化 される。
L を使い続けるなら、この構成は買い換える価値のある選択肢 ── たかぶんが6年運用で出した結論のひとつ。
ただし、これでも 本体5.5kgの事実そのものは変わらない。
理由②:「大人数BBQの機会」が思ったより少なかった
L を買う時の判断軸の一つは「大人数で使う将来」だった。
実際の6年を振り返ると ── 大人数 BBQ の機会は、年に2〜3回あれば多い方。 普段は家族4人。たまに友人家族とのデュオキャン(合計6〜8人)。
ただ、この 6〜8人クラスでも、M で「ギリギリいける」 ことに後から気づいた。肉以外(汁物・温野菜)は別のバーナーで代用できる。L が絶対的に必要な場面は、ほぼ来なかった。
「将来大人数で使う」想定は、99%の場面で過剰な備えだった。
理由③:薪コストが「体感1.5倍」だった
約6年所有してはっきり気づいたのが薪消費量の違い。
たかぶんの体感では L は M に対して薪を約1.5倍消費する。
- キャンプ場の薪 1束 ≒ ¥700〜¥800
- L 運用で1泊 = 約2束消費(¥1,400〜¥1,600)
- M 運用なら1〜1.5束(¥700〜¥1,200)
1泊あたり数百円の差。しかし、年5回キャンプすれば年間¥2,000〜¥4,000差。10年で見れば ¥20,000〜¥40,000、焚火台1〜2台分の差額 が薪代に消えていた計算になる。
「燃やしたい欲」がLのサイズ感に引きずられて、必要以上に薪を投入していた節もあった。
手放した瞬間:2022年・Mと並行運用してからの決断
たかぶんが L を実際に手放したのは 2022年。
きっかけはこうだった。
「先に M を購入して、約1年間 並行運用してみた」
L をいきなり手放すのではなく、まず M を追加購入。約1年、L と M を両方持って、キャンプの度に「次はどっちを使う?」と選んでいた。
そして気づいたら、8割以上のキャンプで M を選ぶようになっていた。L はサイトで眺める時に「やっぱりかっこいいな」と思う。だが、片付けの段になると毎回「重い」「広い」が来る。
決断は静かにやってきた。
「もう L は出番がない」── 約1年の並行運用が出した結論。
メルカリに出品して、約1万5千円で売れた。元値からは1万円以上のロスだったが、「6年使った経験値」と「車載スペースの解放」は十分にペイした。
💡 ここがポイント:L を手放そうか迷っている人は、いきなり売らずに M を先に買って並行運用することをおすすめする。1年使い比べれば、自分にとっての最適サイズが必ず見える。
5. 手放した後の運用|M + S + グルグルS/M の4台で完結
L を手放した後、たかぶん家は スノピ M + スノピ S + グルグル S + グルグル M の4台運用 に集約した。
ただし、4台同時に持ち出すことはない。キャンプスタイルに応じて1台だけを選んで持っていく。
使い分けの軸:「実用のスノピ」×「焚火じっくりのグルグル」
| 焚火台 | キャラクター | 主な出番 |
|---|---|---|
| スノピ M | 実用・バランスの主役 | 肉を焼く、手軽に焚き火 |
| グルグル M | 焚火をじっくり楽しむ | 焚き火メインのキャンプ |
| スノピ S | 手軽のソロ枠 | ソロ、家のベランダ |
| グルグル S | じっくりのソロ枠 | ソロで焚火を堪能 |
スノピは「実用」、グルグルは「焚火そのものをじっくり楽しむロマン枠」── 軸が明確に分かれているからこそ、4台が共存できる。
ファミキャンなら M サイズ1台で完結
ファミリーキャンプで持っていくのは M サイズのどちらか1台だけ。2台持ちはしない。
- BBQ 主役の日 → スノピM
- 夜の焚火を堪能したい日 → グルグルM
L 時代に「サイト中央が焚火台で圧迫される」問題は、M サイズに集約することで完全に解消した。
▲ 現役の M サイズ。グリルブリッジを乗せると 4 人家族の BBQ がちょうど良い広さで回せる。
もし1台だけ残せと言われたら ── スノピM
「4台のうち1台残せ」と問われたら、迷わず スノピ M。バランスが良い。肉を焼けて、焚き火もこなせて、収納・組立・重量がすべて適切。
「迷ったらスノピM」── これが4台同時所有6年でたかぶんが出した、もう一つの結論だった。
▶ 4台同時所有6年の完全マトリクスはこちら:【4台同時所有6年】焚火台どっち買う?スノピ vs グルグル S/M 完全マトリクス
▶ グルグルファイヤー単体の6年レビュー:グルグルファイヤー S/M レビュー
6. それでも L を買うべき人|3つの例外パターン
ここまで「L を手放した」という体験を書いてきたが、「絶対に L を買うな」と言いたいわけではない。以下のいずれかに当てはまる人だけは、L を選ぶ価値がある。
例外①:焚き火料理が主役のスタイル
- ロッジ12インチダッチオーブン・大型スキレットを常用する
- 焚き火で本格的な煮込み・燻製・チャコールBBQを作る
- 火床面積が広い分、料理エリアと焚き火エリアを物理的に分けられる
→ この使い方なら M では火力面積が足りない。L の広さが料理クオリティに直結する。
例外②:6人以上のグループキャンプ常連
- 友人家族との合同キャンプが月1回以上ある
- 焚き火を囲んで 全員が見える距離感 を作りたい
- ファミキャン4人 + 親戚 / 友人家族 = 6〜10人クラスが常態化
→ M だと 囲みきれず分裂する。L の存在感が場の中心を作る。
例外③:車サイト常用 × 積載に余裕
- 必ずオートサイト(車サイト)を予約する
- ハイエース・ミニバン等の大型車 で積載に困らない
- 撤収日の運搬負担を許容できる体力 or 二人体制
→ 持ち運び負担の問題が 構造的に解消される。サイト横駐車なら5.5kgも気にならない。
この3つに当てはまらないなら ── 迷わず M
逆に言えば、この3つの例外パターンに当てはまらないなら、迷わず M を選んでほしい。
たかぶんが約6年所有して出した答えは、シンプルにそれだけ。「大は小を兼ねる」は、こと焚火台に関しては成り立たない。
7. まとめ|4人家族の正解は「M」だった
12年キャンプ、焚火台を 累計7台買って4台残った。その中で 手放したのは L だった。
この記事の要点:
- ✅ 4人家族の焚火台は M で足りる
- ✅ L は「焚き火料理メイン」「6人以上常連」「車サイト常用+大型車」の3例外パターンのみ
- ✅ 持ち運び・薪消費・サイト占有 ── L のコストはサイズ以上に大きい
- ✅ Lを使い続けるならスノピ純正炭床L→ユニフレーム ヘビーロストル換装が現実解
- ✅ いきなり買い替えるのではなく Mを追加購入して並行運用1年 が安全な判断方法
- ✅ 「迷ったらスノピM」── 4台同時所有6年でたかぶんが出した結論
「大は小を兼ねる」は、こと焚火台に関しては成り立たない。
4人家族で迷っているなら、M を選んで何年も使い倒す方が、満足度も収納効率もずっといい。L 時代の「サイト中央が圧迫される」「撤収日の負担」「薪コストの違和感」── これらが消えた今のキャンプの方が、たかぶんは確実に楽しめている。
💡 これから M or L で迷う人へ Lを買って後悔した先輩がここに1人いる。 「M で足りるか不安」と感じる気持ちは 10年前、スポオソでMかLか迷っていた頃のたかぶん と同じだった。 でも、家族4人なら M で本当に足りる。
8. 関連記事
L を手放した話は、これ単体ではなく 焚火台選びの記事クラスター の一部です。以下の関連記事もあわせて読むと、自分のスタイルに合った1台が見つかります。
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それでは、楽しいキャンプライフを!
たかぶん
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