【3秒結論】薪ストーブ選びは「市販の40cm薪が入るか」で決まる
冬のキャンプを何倍も楽しくしてくれる 薪ストーブ。ソロのおこもりキャンプでも、家族4人のファミキャンでも、我が家は薪ストーブをよく使う。
12年キャンプを続けてきて、これまで 薪ストーブを3台 使ってきた。現役2台、手放し1台。その本音レビューを、正直に書いていく。
そして先に、3台使ってたどり着いた 選び方の核心 を言っておく。
薪ストーブ選びで一番大事なのは「市販の薪(40cm前後)が、そのまま入るサイズか」。 ここを外すと、毎回薪を切る羽目になって後悔する(=筆者が1台手放した理由がこれ)。
| 機種 | 購入 | 状態 | 重量 | 薪の長さ |
|---|---|---|---|---|
| ホリデーロード FBストーブ neo | 2019 | ✅現役 | 約7.2kg(両面ガラス) | 47cm室・長い薪OK |
| マウントスミ ミドラ | 2025 | ✅現役 | 約13kg | 40cm薪OK |
| Winnerwell ノマドビュー S | 2021 | ❌手放し(2025) | 約6.4kg | 30cmMAX(市販薪✕) |
1. なぜ薪ストーブ?|ソロのおこもり、ファミの暖房
薪ストーブの魅力は、ひとことで言えば 「暖かさ」と「炎」。
- 秋冬のソロキャン:テントに薪ストーブを入れて "おこもりキャンプ"。外は寒くても、幕内はぬくぬく。揺れる炎を眺めながらの一人時間は、最高の贅沢だ
- 家族4人のファミキャン:冬の夜、家族みんなで薪ストーブを囲む暖かさは、石油ストーブやポタ電暖房とはまた違う特別感がある
我が家では、ソロでもファミでも薪ストーブを使う。だからこそ、用途に合わせて複数台を使い分けてきた ── その遍歴が、今回の3台だ。

▲ ファミキャンでの薪ストーブ。かつてのメインテント「リビングシェル ロングPro」(現在は手放し)に煙突を通して。家族で炎を囲む冬の夜は格別だった。
⚠️ 薪ストーブは扱いを誤ると 一酸化炭素中毒 の危険がある。安全対策は後半で必ず触れる(COチェッカーは必須)。
2. 3台の本音レビュー
2-1. ホリデーロード FBストーブ neo(2019〜現役)|軽くて、炎が美しい名機
最初に手に入れて、今も 6年以上使い続けている のがこれ。ホリデーロードの FBストーブ neo(両面ガラス)。
- とにかく軽い:両面ガラス版で公称約 7.2kg(片面なら約6.2kg)。薪ストーブとしては軽量な部類で、持ち運びが苦にならない
- 燃焼効率が最高:しっかり燃えて、暖かい
- 両面ガラスで炎の鑑賞が最高:ストーブの両側に耐熱ガラス。どこから見ても揺れる炎が見えて、これが本当に良い
- 長い薪もOK:燃焼室が長く(約47cm)、市販の薪をそのまま入れられる
正直、炎の美しさと軽さでは、今も一番のお気に入り。定価は両面ガラス版で10万円クラスと安くはないが、それだけの価値がある名機だと思う。
※ 筆者が購入したのは2019年。その後ホリデーロードは廃業し、新品での入手はできなくなった。今から手に入れるなら中古を探すことになるが、それだけの価値がある名機だと思う。

▲ FBストーブ neo(両面ガラス)。幕内で揺れる炎を眺める、ソロおこもりの至福。
2-2. マウントスミ ミドラ(2025〜現役)|二次燃焼&卓上サイズの新定番
2025年に迎えた新しい相棒が、マウントスミ(Mt.SUMI)の ミドラ。
- 二次燃焼:バッフル構造で薪を効率よく燃やし、煙突に炎が吸い込まれにくい。ゆったり揺れる美しい炎 を楽しめる
- サイズ感がちょうどいい:卓上サイズ(幅43.5cm)で、IGテーブルに乗せて使える。この取り回しの良さが気に入っている
- 設営が楽
- 市販の40cm薪がそのまま入る:横幅43cm(内寸41cm)で、薪を切らずに投入できる ── これが後述するWinnerwellの不満を解決してくれた
- ただし重い:本体約 13kg。FBストーブの倍近い。ここだけは正直、覚悟がいる
「据えてじっくり使う」スタイルなら、重さを差し引いても満足度が高い。炎・薪の入りやすさ・IGへの収まりの良さ で、今後は我が家の主力になりそうだ。

▲ マウントスミ ミドラ。二次燃焼の美しい炎。40cmの薪もそのまま入る。
2-3. Winnerwell ノマドビュー S(2021〜2025手放し)|小さくて良いが、薪が入らなかった
そして、唯一手放した1台 が Winnerwell(ウィンナーウェル)の ノマドビュー Sサイズ。ソロ用に2021年に購入した。
まず、良かった点 を正直に。
- コンパクト:約6.4kgで小型。ソロにちょうどいいサイズ感
- 設営が楽
不満は、正直ほぼ一つだけ。でも、それが致命的だった。
市販の薪が、そのまま入らない。
ノマドビュー Sサイズに入る薪は 30cmくらいがMAX。ところが、キャンプ場やホームセンターで売っている薪は 40cm前後 が多い。つまり 毎回、薪を切らないと入らない。この手間が、地味に、でも確実にストレスだった。

▲ ソロのおこもりセットアップ。奥のコンパクトな薪ストーブがノマドビュー S。
手放した決め手 は、40cm薪がそのまま入るミドラを購入した こと。薪を切る手間から解放されたことで、Winnerwellの出番は完全になくなり、2025年に手放した。
ノマドビュー自体は良いストーブ。ただ Sサイズは「薪の長さ」という一点 で、筆者の使い方には合わなかった。サイズ選びの重要さを教えてくれた1台だった。
3. ★薪ストーブ選びの最重要ポイント|「40cm薪が入るか」
3台使って、声を大にして言いたい選び方の結論がこれ。
買う前に「市販の薪(40cm前後)が、切らずに入るサイズか」を必ず確認する。
- 売っている薪は 40cm前後 が主流
- 燃焼室(薪の投入口)がそれより短いと、毎回のこぎりや斧で薪を切る ことになる
- この手間は、回数を重ねるほどボディブローのように効いてくる
筆者の3台で言えば、FBストーブ neo(47cm室)とミドラ(40cm薪OK)は問題なし。ノマドビュー S(30cmMAX)は毎回カットが必要 で、結局それが手放し理由になった。
「小さくて軽い」に惹かれる気持ちはわかる(筆者もそうだった)。でも 薪が入らないと、快適さは一気に落ちる。ここだけは、デザインや価格より優先して確認してほしい。
4. ソロ×ファミの使い分け
我が家の薪ストーブの使い分けは、こう変わってきた。
| 以前 | 現在 | |
|---|---|---|
| ソロ(おこもり) | Winnerwell ノマドビュー S | ミドラ |
| ファミ | FBストーブ neo | FBストーブ neo(今後ミドラも) |
- ソロのおこもりは、以前は軽いノマドビュー Sだったが、薪問題で手放し、今は ミドラ(ギギ1 TCに入れて使う)
- ファミは、軽くて炎の美しい FBストーブ neo が定番。ただし今後はミドラに移行するかもしれない
軽さ重視なら FBストーブ neo、据えてじっくり・薪の入れやすさ重視なら ミドラ ── という住み分けだ。
5. 安全の話|薪ストーブは「一酸化炭素」に最大の注意
最後に、これだけは絶対に伝えたい。薪ストーブは一酸化炭素(CO)中毒の危険がある。
- COチェッカーは必須(我が家は命を守る保険として複数台運用)
- こまめな換気を徹底する
- 就寝時の使い方は特に慎重に
「暖かくて楽しい」の裏に、命に関わるリスクがあることを、絶対に忘れてはいけない。
▶ 命を守るCO対策の詳細はこちら:【命を守る冬キャン】キャンプCO中毒対策完全マニュアル|COチェッカー2台運用
6. まとめ|3台使った結論
この記事の要点:
- ✅ 薪ストーブはソロのおこもりにも、ファミの暖房にも最高
- ✅ 選び方の核心は 「市販の40cm薪が、切らずに入るか」
- ✅ ホリデーロード FBストーブ neo:軽い(7.2kg)・両面ガラスで炎が美しい名機
- ✅ マウントスミ ミドラ:二次燃焼・40cm薪OK・IG対応、ただし重い(13kg)
- ✅ Winnerwell ノマドビュー S:小型で良いが薪30cmMAXで手放し(サイズ選びの教訓)
- ✅ そして何より ── 薪ストーブは一酸化炭素対策を絶対に
薪ストーブは、冬キャンプを一段と豊かにしてくれる道具。でも「軽さ」や「小ささ」だけで選ぶと、筆者のように 薪の長さ で後悔する。3台使った経験から、これから選ぶ人には 「40cm薪が入るか」 を、まず確認してほしい。
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(薪ストーブを使うなら必読・COチェッカーの話)
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(薪ストーブ以外の暖房も含めた冬の暖の取り方)
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それでは、楽しいキャンプライフを!
たかぶん