こんにちは、たかぶんです🏕️
9月1日は防災の日。年に一度、家の備えを見直すタイミングです。
先に白状すると、わが家にも市販の防災リュックがあります。買いました。あれはあれで必要です。でも12年キャンプをやってきて確信していることがあります。
リュックが守ってくれるのは避難の最初の数時間。その後の「電気もガスも止まった数日」を支えるのは、押し入れのキャンプ道具だということです。
実際にわが家は過去の停電で、ランタンとガスバーナーとポータブル電源に助けられました。この記事では、キャンプ用品がそのまま防災備蓄になる10アイテムと、わが家のリアルな備蓄運用を紹介します。
3秒で結論
- 🎒 防災リュック(一次避難用)とキャンプ道具(生活維持用)は役割が別。両方あって初めて備えになる
- ⛺ キャンプ道具は「電気・ガス・水道がない場所で生活する道具」。つまり災害時のライフライン代替そのもの
- 🔄 強みはローリングストック——キャンプで使うから、いざという時に「使える状態」で維持される
わが家の停電実体験|キャンプ道具が働いた夜
数年前、家が停電したことがあります。そのとき動いたのは、全部キャンプ道具でした。
- LEDランタンが部屋の灯りに。テントで使い慣れた明るさが、そのまま家で機能しました
- ガスバーナーでお湯を沸かして、温かいものを口にできました
- ポータブル電源に充電が残っていて、家族のスマホの充電は問題なし
慌てて懐中電灯を探すのではなく、「キャンプの装備を出すだけ」。この経験が、この記事を書いている理由です。
防災リュックとキャンプ道具の役割分担
| 市販の防災リュック | キャンプ道具 | |
|---|---|---|
| 役割 | 一次避難(持って逃げる) | 生活維持(在宅避難・停電断水の数日) |
| 中身 | 最低限の水・食料・救急用品 | 灯り・火・電源・寝床・保冷 |
| わが家 | 玄関近くに1つ | 押し入れ=いつもの収納場所がそのまま備蓄庫 |
「防災グッズを一式買わなきゃ」と焦る必要はありません。キャンプ用品がある家は、生活維持フェーズの備えはほぼ完成しています。
キャンプ用品で揃う防災グッズ10選
1. ポータブル電源|情報源(スマホ)を絶やさない
わが家はLACITA ENERBOX-01を5年使っています。停電時はスマホ充電が最優先——情報が途切れることが一番の不安要素だからです。普段はキャンプ道具と一緒に保管して、3〜4ヶ月に一度充電残量をチェック。この「たまに使うから覚えている」がキャンパーの強みです。
機種選びは別記事にまとめています → キャンプ用ポータブル電源おすすめ5選
2. LEDランタン|停電の夜の主役
火を使わないLEDランタンは、子供がいる家の停電でも安心して部屋の中心に置けます。わが家のGOAL ZEROは6年現役。吊るせば部屋全体、手に持てば懐中電灯代わりです。
3. ヘッドライト|両手が空く灯り
暗闇での作業(ブレーカー確認・片付け・子供の世話)は、手持ちライトより圧倒的にヘッドライト。キャンプの夜間撤収で慣れておくと、いざという時に体が動きます。
4. カセットコンロ・シングルバーナー|温かい食事は心の防災
停電・ガス停止でも、カセットガスがあれば調理できます。わが家は家用のカセットコンロに加えてキャンプ用のシングルバーナー(SOTO ST-310)があり、火元は二重化されています。
5. CB缶のストック|「いつもの缶」を多めに
わが家はCB缶を常時10本以上ストックしています。ポイントは、キャンプでも家の鍋でも同じCB缶を使うこと。使った分だけ買い足すので、期限切れの死蔵が起きません。
6. 水のストックとウォータージャグ|断水対策
飲料水は常時6Lくらいをキープ。キャンプ用のウォータージャグがあれば、給水所からの運搬にもそのまま使えます。
7. クーラーボックス|停電した冷蔵庫の避難先
停電時、冷蔵庫の中身は数時間が勝負。クーラーボックスと凍らせペットボトルの技は、夏キャンプの食材保冷そのものです。
8. 寝袋・マット|避難所でも車中泊でも
避難所の床や車中泊で、寝袋とマットがあるかどうかは体力の消耗に直結します。家族分が揃っているのはキャンプ家庭ならでは。
9. 充電式扇風機・充電式湯たんぽ|季節の停電対策
夏の停電は充電式扇風機、冬は充電式湯たんぽ。どちらもポータブル電源から充電できるので、季節の命綱になります。
10. 非常食はアルファ米|キャンプ飯と兼用できる
正直に書くと、わが家の非常食はまだ防災リュックの中身頼みで、ここが備えの弱点だと思っています。そこで次に取り入れると決めているのがアルファ米(お湯や水を注ぐだけのご飯)です。理由は防災専用にならないこと——キャンプの朝ごはんとして普段から食べられるので、賞味期限前に自然に消費して買い足すローリングストックが成立します。「非常時に初めて食べる」と味も作り方も分からない、が防災食のよくある落とし穴。キャンプで食べ慣れておくのが一番の対策です。
国産のアルファ米を作り続けている老舗はこちら → アルファー食品 公式オンラインショップ
わが家のローリングストック運用まとめ
- ポタ電:キャンプ道具と一緒に保管、3〜4ヶ月ごとに充電チェック
- CB缶:常時10本以上。キャンプで使ったら買い足す
- 水:常時6Lキープ
- 非常食:現状は防災リュック頼み。アルファ米のキャンプ飯兼用に移行するのが次の課題
- 防災リュック:一次避難用として別枠で維持
特別な「防災の管理」はほぼしていません。キャンプに行き続けることが、そのまま備蓄のメンテナンスになっています。
よくある質問
Q. 防災のためにキャンプを始めるのはアリ?
A. アリだと思います。道具が備蓄になるだけでなく、「電気ガス水道なしで一晩過ごす」経験そのものが防災訓練です。始め方は初期費用ガイドをどうぞ。
Q. 車中泊避難はできる?
A. 寝袋・マット・ランタンがあれば現実的な選択肢になります。ただし夏の車内は危険な暑さになるため、暑さ対策の知識とセットで。
Q. ポータブル電源は防災目的だけで買う価値ある?
A. 防災専用だと「使わないまま劣化」しがちです。キャンプ・車中泊でも使う前提なら価値が跳ね上がります。詳しくはポタ電記事で。
まとめ|押し入れのキャンプ道具は、もう防災備蓄だった
- 防災リュック=一次避難、キャンプ道具=生活維持。役割分担で考える
- 停電の夜に働くのは、ランタン・バーナー・ポタ電——わが家は実体験済み
- 非常食はキャンプ飯兼用のアルファ米でローリングストック
防災の日、新しく何かを買う前に、まず押し入れのキャンプ道具を並べてみてください。「うち、結構備えられてるな」と気づくはずです。足りない物だけ、キャンプでも使える形で買い足す——それがキャンパー流の防災だと思います。
では、また〜🏕️