こんにちは、たかぶんです🏕️
子連れキャンプで、必ずやってくる瞬間があります。
「ねぇ、ひま〜」
楽しみにしていたはずのキャンプなのに、子供が退屈そうにしている。親としては、ちょっと焦りますよね。「せっかく連れてきたのに……」と。
たかぶん家も、12年の子連れキャンプで何度もこの「ひま〜」と付き合ってきました。遊び道具をあれこれ買って、試して、結局使わなかったものもあります。
その12年で行き着いた結論を、先に言ってしまいます。
おもちゃを増やしても、退屈は解決しません。 効いたのは「キャンプ場選び」「厳選した遊びギア」「お手伝いの遊び化」の3つでした。
この記事では、
- 子供が退屈するのは「いつ」なのか(うちは設営中がピーク)
- 半分はキャンプ場選びで解決する話
- 12年で生き残った遊びギア3つ
- 買ったけど出番がなかったもの(正直に書きます)
- おもちゃより効いた「お手伝いの遊び化」
を、たかぶんの実体験ベースでまとめます。「遊び20選」のようなカタログ記事ではなく、4人家族が実際に何で遊んで、何が無駄だったかの記録です。
3秒で結論
- 🎪 半分はキャンプ場選びで解決。遊び場・アスレチックのあるキャンプ場を選ぶ
- 🛋️ サイトで効いたのはハンモック(TOYMOCK)・キャンプタマイーレ(DOD)・フリスビーの厳選3つ
- 🔥 おもちゃより効くのが「お手伝いの遊び化」。焚き木拾い・火起こし・ペグ係
子供が退屈するのは「いつ」か? うちは設営中がピーク
まず、敵を知るところから。子供が「ひま〜」と言い出すタイミングは、実はだいたい決まっています。
たかぶん家の場合、圧倒的に設営中です。
考えてみれば当然で、設営の約1時間は、親の手が完全にふさがります。テントを広げて、ポールを通して、ペグを打って……その間、子供は「何もすることがない」状態で放置される。大人は忙しいけれど、子供にとってはキャンプでいちばん退屈な時間なんです。
しかも設営は到着直後。「着いたー!遊ぶぞー!」とテンションが上がっている子供に、「ちょっと待ってて」を1時間続けるわけですから、そりゃ「ひま〜」にもなります。
つまり退屈対策は、「設営中の1時間をどう過ごさせるか」が最大の山場。ここを乗り切る設計が、子連れキャンプの満足度を大きく左右します。
【対策①】半分はキャンプ場選びで解決する
身も蓋もない話から始めますが、12年やってきていちばん効果が大きかったのは、遊び道具ではなくキャンプ場選びでした。
遊び場やアスレチックのあるキャンプ場を選ぶ。 これだけで、退屈問題の半分は解決します。
場内に遊具やアスレチックがあれば、子供は勝手に遊びます。親が遊びを「用意」しなくても、子供同士で、あるいは現地で会った子たちと、いつの間にか走り回っている。おもちゃを何個持っていくかを悩むより、そもそも退屈しない場所を予約するほうが、ずっと確実です。
たかぶん家がキャンプ場を選ぶときは、サイトの設備と同じくらい「子供が遊べる場所があるか」をチェックします。具体的な選び方は、夏休みファミキャン場の選び方に詳しくまとめているので、合わせてどうぞ。
川遊びができるキャンプ場も子供の食いつきは抜群です。ただし水辺は危険と隣り合わせなので、川遊びキャンプの安全ガイドも読んでおいてもらえると安心です。
【対策②】12年で生き残った遊びギアは3つだけ
とはいえ、テントサイトで過ごす時間もあります。設営中、食事のあと、ちょっとした隙間時間。そこで活躍した遊びギアを紹介します。
いろいろ買って試した12年で、生き残ったのは実質3つです。
①ハンモック(TOYMOCK)──サイトの「子供の居場所」になる
いちばんの当たりは、TOYMOCK(トイモック)の持ち運べる自立式ハンモックでした。

木がなくても設置できる自立式なので、サイトを選ばず使えます。これを設営の早い段階で組んでしまえば、子供はハンモックでゆらゆら。サイト内に「子供の居場所」ができるんです。
ハンモックの何がいいって、「遊び」と「休憩」の両方になること。はしゃぎ疲れたらそのまま寝転がるし、本を読んだりもする。設営中の待機場所としても、これ以上のものはありませんでした。
②キャンプタマイーレ(DOD)──ゆるく、長く遊べる
二つ目は、DODのキャンプタマイーレ。その名のとおり、玉入れ遊びができるおもちゃです。

ポールに取り付けたカゴをめがけて、玉を投げ入れるだけ。カゴの高さを変えれば難易度も調整できます。ルールがシンプルだから、小さい子でもすぐ遊べる。一人でも黙々と投げられるし、兄弟で対戦もできる。「ちょっとそのへんで遊んでて」が成立する、ゆるさがちょうどいい。
③フリスビー──軽い・安い・親も混ざれる
三つ目は、定番のフリスビー。荷物の隙間に挿せる薄さで、広場さえあれば遊べます。
フリスビーの良さは、親が混ざりやすいこと。設営が終わったあと、「よし、ちょっと投げるか」と5分だけ付き合うのでも、子供はかなり満足してくれます。
【正直に】モルック、うちは出番がありませんでした
ここからは正直パートです。
キャンプの遊びを調べると、必ずおすすめされているのがモルック。木の棒を投げてピンを倒す、フィンランド発のスポーツです。たかぶん家も「これは良さそうだ」と持って行きました。
結果——ほとんど出番がありませんでした。
モルックそのものが悪いわけではありません。大人がしっかり付き合って、スコアを数えながらやれば盛り上がる遊びだと思います。ただ、うちのキャンプの「隙間時間」には合いませんでした。点数計算のルールがあるぶん、子供だけでゆるく遊ぶには少しハードルが高く、結局ハンモックとタマイーレに流れていく。
遊び道具は「面白いかどうか」より、「子供だけで勝手に遊び続けられるか」で選ぶ。モルックの教訓はこれでした。みんなが薦めているものが、自分の家族に合うとは限りません。
【対策③】おもちゃより効いた「お手伝いの遊び化」
そして、12年でいちばん発見だったのがこれです。
設営中の「ひま〜」の正体は、「自分だけやることがない」疎外感でもあります。だったら、子供にも「仕事」を渡してしまえばいい。たかぶん家では、お手伝いをそのまま遊びにしてきました。
- 焚き木拾い:「燃えそうな枝を集めてきて」とお願いすると、宝探しのように夢中で集めてくる。集めた枝がその夜の焚き火で燃えると、子供はちょっと誇らしげです
- 火起こし:着火剤への点火や火吹き棒など、火起こしの工程を子供の担当に。火はキャンプでいちばんのコンテンツなので、食いつきが違います(もちろん大人がそばで見守りながら)
- ペグ係:設営ではペグ打ちの手伝い、撤収では抜いたペグの泥拭き。「君の仕事」と任せると、役割ができて嬉しそうに働いてくれます
ポイントは、子供を「お客さん」にしないこと。役割を渡された子供は、退屈している暇がなくなります。 おもちゃは荷物が増えますが、お手伝いは荷物ゼロ。しかも親の作業も進む。いいことしかありません。
夜と雨の日は、家族でボードゲーム
外で遊べない時間帯の定番も決めてあります。たかぶん家は、家族でできるボードゲームです。
日が落ちてから寝るまでの時間や、雨でテントから出られない時間。ここで活躍するのが、人生ゲームのような家族全員で囲めるゲームでした。テントの中でランタンの灯りを囲んでやるボードゲームは、家でやるのとは別物の楽しさがあります。
トランプでも、UNOでも、なんでもいいと思います。大事なのは「外で遊べないときはこれ」という家族の定番をひとつ持っておくこと。退屈対策は、日中だけでなく夜の分まで用意しておくと安心です。
子供が大きくなると、スマホとゲーム機がやってくる
最後に、これも正直に書いておきます。
子供が大きくなるにつれて、キャンプにスマホや携帯ゲーム機が入ってくるようになりました。
「キャンプに来てまでゲーム?」と思う気持ちも、正直ありました。でも12年やってきた今は、こう考えています。無理に取り上げて、キャンプそのものを嫌いになられるほうが損だと。
焚き火の時間や食事の時間など「ここは家族の時間」という場面だけ決めて、あとの隙間時間は本人に任せる。成長とともに退屈の質も変わっていくので、対策も変わっていくのが自然なんだと思います。
それでも、火起こしを任せたときや、ハンモックが揺れているとき、ゲーム機はそっとポケットにしまわれています。ゲームより面白いものがそこにあれば、子供はちゃんとそっちで遊ぶ。親にできるのは、その「面白いもの」を用意しておくことくらいです。
まとめ|退屈対策は「場所・厳選ギア・係」の3層で
12年分の退屈対策を、最後にまとめます。
| レイヤー | 対策 |
|---|---|
| 🎪 キャンプ場選び | 遊び場・アスレチックのある場所を選ぶ。これで半分解決 |
| 🛋️ 厳選ギア3つ | ハンモック(TOYMOCK)/キャンプタマイーレ(DOD)/フリスビー |
| 🔥 お手伝いの遊び化 | 焚き木拾い・火起こし・ペグ係。荷物ゼロで一番効く |
| 🎲 夜・雨の定番 | 家族でボードゲーム(うちは人生ゲーム) |
遊び道具をたくさん買い込む必要はありません。退屈の最大の山場は設営中の1時間。そこをハンモックとお手伝いで乗り切れば、あとはキャンプ場と自然が遊んでくれます。
「ひま〜」は、子供からの「ぼくにも何かやらせて」のサインなのかもしれません。そう捉えるようになってから、たかぶん家のキャンプはずいぶんラクに、そして楽しくなりました。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました🏕️
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